Amazon Flexを始めようと調べると、「きつい」「やめとけ」という声が目に入ります。
私はこれまで、軽貨物業界の運営・管理に近い立場で多くのドライバーさんを見てきました。その経験から言えるのは、「Flexは仕組みを理解せずに飛び込むと、確かに過酷な仕事になる」ということです。
この記事では、
- なぜAmazon Flexが「きつい」「やめとけ」と言われるのか
- どんな人がきつく感じやすいのか
- 逆に、Amazon Flexが向いている人の特徴
- もし合わなかった場合の次の選択肢
を整理しながら、現場で聞いた生の声と運営側の視点を交えながらAmazon Flexの現実的な姿を解説していきます。
「始めるかどうか迷っている」
「始めたあとに後悔したくない」
そんな方の判断材料になれば幸いです、、!
Amazon Flexが「きつい」と言われる3つの構造的理由

まずは、なぜAmazon Flexがネガティブに語られることがあるのか、その理由を整理していきます。
① 「AIによるルート割り当て」の非情さ

FlexのルートはAIが算出しますが、現場では「この時間でこの件数は物理的に厳しいのでは?」という組み方がされることもあります。
- 現場の声:
-
「マンションの入り口が分かりにくい」「工事中で遠回りが必要」といったロスタイムをAIは考慮しません。
- 管理側の視点:
-
慣れている人と初心者が同じ枠で競うため、最初は時間内に終わらず、精神的なプレッシャーが最大化します。
② 1件の「不在」がもたらす致命的なロス

Amazonは時間指定に厳格です。
- 具体例:
-
5階建てエレベーターなし団地の最上階で「不在」を引いた時の疲労感は、精神的にも肉体的にも堪えます。
- リスク:
-
未配(配りきれない)が増えると、アカウント停止(垢バン)のリスクに直結します。
配達には時間指定や再配達が発生することもあります。
限られた時間内で配達を終わらせる必要があり、時間に追われる感覚や予定通りに進まないストレスを感じ、「きつい」と思う原因になることがあります。
③ エリアや日によって収入にムラが出る

Amazon Flexは、働いた分だけ報酬を得られる仕組みです。
しかし、
- 配達エリア
- ブロックの内容
- 稼働できる日数
によって、収入に差が出やすい側面があります。
さらに、売上=利益ではありません。
ガソリン代、保険代、メンテナンス代を引くと、時給換算すると意外と少ないという事態に陥りやすいです。
安定した固定給を求める人にとっては、不安定に感じやすいポイントですね。
実際に「きつい」と感じやすい人の特徴

上記の「きつい構造3つ」を踏まえた上で、Amazon Flexをきつく感じやすいのは、次のようなタイプの人だと考えています。
安定収入を最優先したい人
前の項目でもお伝えしましたが、Amazon Flexの収入にはムラがあります。
「毎月決まった安定した給料が欲しい」という人にとっては、Amazon Flexの「成果報酬型」は、とても不安に感じやすい働き方です。
時間管理や地図アプリが苦手な人

Amazon Flexでは、
- 配達ルートの把握
- 配達スピード
- 時間配分
が重要になります。
スマホ操作や地図アプリが苦手な人は、慣れるまでストレスを感じる可能性があります。
また、アプリエラー等も頻繁に起きますのでそういった対応に抵抗感があると続けていくのは難しいですね。
体力に自信がない、きびきび動けない人

配達業務は、どうしても体を動かす仕事になります。
日常的に体を動かす習慣がない場合、負担を感じやすいかもしれません。
また、入庫時は決められた時間内に荷物を車に積み込まないといけなかったり、配達中も決められた時間内に配りきらないといけません。常に時間に追われているような状況のため、きびきび動けない方は、かなり厳しいです。
Amazon Flexの「きつさ」を回避するリスクヘッジ術

結論、管理側近くの立場で多くのドライバーを見てきて、最も賢いと感じる戦略は「Amazon Flexを本業(唯一の収入源)にしないこと」です。Flexはあくまで「選択肢の一つ」と捉えることが重要です。
また、稼働し始めのころは、アカウント停止(垢バン)への備えも大切です。
具体的には、
- ・最初は短時間ブロックから始める
-
→いきなり長時間のブロックを選ばず、まずは短時間で慣れていくのがおすすめ
- ・無理に毎日稼働しない
-
→体力的・精神的に余裕を持つことが、長く続けるコツです。「今日は休む」という判断も大切です。
- ・配達エリア・時間帯を意識する
-
→慣れてくると、「自分に合いやすいエリア」「配達しやすい時間帯」が見えてくることがあります。

Amazon Flexが「合わない」と感じた時の次の選択肢

ここまで読んで、
「自分にはAmazon Flexは合わなさそう」
と感じた方もいるかもしれません。
ただし、Amazon Flexが合わなかったからといって、諦める必要はありません。
Flex以外の案件に目を向けてみましょう!
今、注目すべきは「ロケットナウ(rocket now)」
現在、軽貨物マニアが注目しているのが、配達員募集中の「ロケットナウ」
です。
- Flexとの違い
-
Amazon Flexほど時間指定に振り回されにくく、自分のペースを守りやすいという声が多い
- メリット
-
現在募集枠があるため、Flexのアカウントを作るのと並行して登録しておくと、万が一の際の「保険」になります。
ロケットナウについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください!

まとめ

Amazon Flexは、「きつい」「やめとけ」と言われることもありますが、
それは 向き・不向きがはっきりしている働き方 だからとも言えます。
管理側より近くから見てきた私から言えるアドバイスは、
「一つに依存せず、複数の選択肢を持って、精神的な余裕を作ること」
です。
この前提を理解した上で、自分に合った働き方を選ぶことが大切です。
Amazon Flexを検討している方は、「自分に合うかどうか」を判断材料として、ぜひ参考にしてみてください。


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